Sponsored Links
温泉好きが高じて温泉の知識をもっと専門的な分野まで高めたいと感じている方には、温泉ソムリエがおすすめです。
温泉ソムリエでは温泉に関しての正しい知識が身につきます。
セミナーはキャンセル待ちが出るほどの盛況ぶり。
芸能人でも資格を取得している人がいますし、温泉施設に従事されている方、温泉に特化したライターやレポーター、趣味で温泉を楽しんでいる方まで幅広い方がセミナーで温泉について楽しく学んでいます。
この楽しく学ぶという点がポイントなのですが、老若男女問わず、人種や国を越えてどなたでも資格取得できる内容になっている点も人気の秘訣になっています。
温泉ソムリエ資格の取り方
温泉ソムリエは温泉地で有名な新潟県赤倉温泉地で生まれ育った遠間和広さんが2002年に発足したセミナーです。
当初は赤倉温泉に住んでいる人しか温泉ソムリエになることはできませんでした。
一般開放されたのは2005年7月。赤倉温泉で「第1回温泉ソムリエ認定ツアー」が行われたのが最初です。
温泉ソムリエの資格を取るには、3つの方法があります。
1.通信講座「N-Academy」(https://n-academy.jp/onsen/feature/)を受講する
受講料:24,000円(税抜)
講師:遠間和広
受講期間:5カ月
通信講座ですので、いつでも好きなときに学習することができます。
特典としては受講期間が終了しても、講義動画を視聴することができ、学習履歴(質問、課題添削)も確認できます。
全講義時間は3時間10分23秒。
一つのテーマにつき視聴時間は2分~15分程度です。
合間に学習できるように短く時間を区切って構成されています。
2.各地で開催されているセミナーに参加する
こちらは、毎年、各地で開催されています。
開催情報は「温泉百貨店」(https://www.onsenhyakkaten.com/sommelier/seminar/)に随時掲載されます。
北は北海道、南は九州まで不定期に開催されます。
講義時間は東京で約3時間半、地方の場合は約5時間程度。(途中退席可)
セミナーにも遠間和広さんが参加、そのテーマごとに講師が変わります。
やはり通信講座と違う魅力は、雑談が聞けること。
温泉に関してのプロの脱線話は、温泉好きにはたまりません。
そういう理由もあり講義時間は多少オーバーすることもあります。
受講金額は、東京 23,760円(税込)、地方 25,000円(税込)。
3.各地の温泉に入りながら資格取得
時間のある方にはおすすめのコースです。
こちらの詳細も温泉百貨店で確認できます。
現地集合、現地解散ですが、温泉も堪能しながら講義を受けることができますので、温泉の理解が深まるのではないでしょうか。
その温泉地により金額は変わりますが3万円前後です。
これに交通費と宿泊費を加算した金額が参加費用になります。
宿泊費については温泉地により含まれている場合もあります。
講義時間は約3時間半。
一緒に参加した方と食事をしたり温泉に入ることで、温泉コミュニティの輪が広まりやすい面も魅力があります。
Sponsored Links
温泉ソムリエ検定の合格は誰でも可能?
温泉ソムリエの資格を取得しますと、温泉ソムリエタオル(白色)と認定証がもらえます。
タオルには温泉ソムリエの入浴5カ状が書いてあり、4ツ折りすると温泉ソムリエのロゴが見えるようなデザインになっています。
通信講座の場合は、試験があり全問(25問)正解しないと認定証がもらえませんが何度でも挑戦できますので、比較的難易度は低いと言えるでしょう。
実はセミナーに参加すると、それだけで温泉ソムリエの資格は取得できます。試験もありません。
温泉ソムリエは民間資格ですが、参加するだけで資格取得ができる点も人気なのかもしれません。
ただ、やはり自分のスキルをチェックしてみたい、という方もいらっしゃいます。
そういう方のために、N-Academyでは温泉ソムリエ認定資格取得者対象の認定講座も用意されています。
こちらも何度でもチャレンジできますが、試験に全問(50問)正解すると温泉ソムリエタオル(黄色)と認定証がもらえます。
実は温泉ソムリエの資格には8つのランクがあります。
下から順番に紹介していきたいと思います。
1.温泉ソムリエ 温泉ソムリエ認定セミナ―受講者
2.温泉ソムリエマスター ステップアップセミナ―受講者、温泉ソムリエ以外の温泉資格取得者
3.温泉ソムリエアンバサダー マスメディア、またはそれと同等の組織で温泉の魅力を広めることができる
4.温泉ソムリエマスター・アンバサダー 温泉ソムリエとアンバサダーのスキルを備えている
5.温泉ソムリエインストラクター 温泉ソムリエ協会が講師と認めた者
6.カリスマ温泉ソムリエ インストラクターであり温泉業界に貢献していると認めた者
7.温泉ソムリエ師範 温泉ソムリエ認定セミナーの全ての講師ができる、単独でセミナーを開催できる者
8.温泉ソムリエ家元 温泉ソムリエ協会代表
温泉ソムリエ家元は遠間和広さんのことですが、温泉ソムリエ師範は現時点では(2018年)桜井一正さんだけだと思われます。
温泉セミナーに関するセミナーはセミナーを受講しに行きますと、チラシが配布されるので、今後の別のセミナー予定も分かりますが、さまざまなセミナーがあり、それだけ温泉について学びたい方が多いのを実感させられます。
温泉ソムリエおすすめの日帰り温泉とは
温泉ソムリエ目線でおすすめの日帰り温泉を選ぶと、どうなるのでしょう。
上位ランキングの温泉
やはりホテルや食事よりも、泉質や湯量の豊富さを重視して選んでいるのが分かります。
・湯泊温泉(鹿児島熊毛郡)
・蔵王温泉 大露天風呂(山形県山形市)
・道後温泉 道後温泉本館(愛媛県松山市)
・那須湯本温泉 鹿の湯(栃木県那須町)
・赤倉温泉大野露天滝の湯(新潟県妙高市)
・飯山温泉 元湯旅館(神奈川県厚木市)
・乳頭温泉郷(秋田県仙北市)
・国見温泉(岩手県雫石町)
・ほったからし温泉(山梨県山梨市)
日帰り温泉でも温泉は十分に楽しめますが、可能であれば泉質を調べて自分に合った温泉を選ぶといいでしょう。
アルカリ性が強いと美肌効果が強く、酸性が強いと殺菌効果が強いので、温泉のPHをチェックすることで自分が温泉でどういう効果を期待したいのか判断する材料になります。
都内で天然温泉を堪能
日帰りと言えば、銭湯も気楽に温泉を楽しめる施設の一つです。
東京都の温泉地として有名な大田区は、都内最大級の銭湯エリアで43軒の銭湯が営業しています。
黒湯の天然温泉に入れるのでおすすめです。
その中でもユニークな銭湯を紹介したいと思います。
改正湯(http://www.kaiseiyokujou.com/)
昭和4年以来、銭湯として営業していますが、リピーターを確保するために改装を行い、銭湯では珍しい髪染めのスーペースがあります。
コインランドリーも併設されているので、便利。
洗い場の壁面には水槽が埋め込まれており、金魚が泳いでいます。
黒湯天然温泉は角質を溶かす効果があり美肌の湯と言われて女性に人気です。他にもシルク風呂、黒湯天然温泉+炭酸泉を楽しめます。
温泉ソムリエについてまとめ
この記事では温泉ソムリエの資格取得を中心に温泉知識を深めていきたい方が知りたいと思われる情報を紹介してきました。
温泉資格は温泉ソムリエの他にもありますが、一番人気があるのは温泉ソムリエだと思います。
外国にも温泉はありますがどちらかと言えば治療をする目的が強く、日本のように温泉に入る習慣はないと言っていいでしょう。
治療という面では日本でも湯治が見直されているようです。
温泉の効果を活用して自然治癒力を高めることは、副作用もない人間本来の理想的な方法かもしれません。
日本は温泉大国です。温泉の知識を深めてもっと温泉を楽しみましょう。
Sponsored Links