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ゴーヤとは、別名「ニガウリ」とも呼ばれるウリ科の植物です。
この別名通り、独特の「苦味」が特徴で、夏の定番料理としては「ゴーヤチャンプル」が有名ですね。
小さなお子様のなかにはこの「苦味」がちょっと…という人もいるかもしれませんが、大人にとってはこの苦味がたまらない!という方が多いです。
味も魅力的なゴーヤですが、実はとても栄養たっぷりの優秀な野菜なのです。
ゴーヤには、多くの人を悩ませる「夏バテ」に効果があります。
また、大切な赤ちゃんのために、何よりも体調に気をつけなればならない「妊婦さん」にもぴったりなのです。
健康のためにも、是非とも積極的に食べて頂きたいゴーヤ。
実はゴーヤは、妊婦や赤ちゃんだけではなく、アンチエイジングにも非常に有効な食べ物なのです。
実年齢41歳の長谷川理恵さんは、体内年齢が17歳なんだとか。
今回は、健康・美容・アンチエイジングに効果的なスーパーフードであるゴーヤの魅力をわかりやすくご紹介致します。
ゴーヤの栄養の効果効能は?
では、ゴーヤの栄養成分とその効能について、部分別に詳しく見ていきましょう。
ゴーヤの果皮部分には「ビタミンC、ビタミンB1・B2、葉酸、カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維」が豊富に含まれています。
また、種子部分には「共役リノレン酸」を含むことが知られています。
ゴーヤを調理する際、ふわふわとした「わた」と取り除く方も多いと思いますが、実はこのわた部分にも大切な栄養があるのです。
そしてゴーヤの最大の特徴である苦味。
この苦味は「モモルデシン」という成分なのです。
数種類のサポニンと20種類のアミノ酸などの機能性物質で構成されており、これを含む食品は今のところゴーヤだけとされていて、とても貴重な成分なのです。
さて、随分たくさんの栄養成分がでてきましたが、勿論この1つ1つの栄養に様々な効能があります。
以下に簡単にまとめてみました。
・ビタミンC
免疫力を高める効果の他、鉄分・カルシウムの吸収を促す効果があります。
また、皆さんご存知の通り美肌美白効果があり、コラーゲンを生成してお肌にハリを持たせる働きもあります。
美肌のために、多くの女性が求めてやまないビタミンC。
通常このビタミンCは熱に弱く、調理するとその多くが失われてしまうのですが、野菜の中で唯一、ゴーヤのビタミンCだけが、熱に強く壊れにくいのです!
そしてトマトの5倍も含まれています。
・ビタミンB1
疲労回復のビタミンといわれていて、炭水化物が分解されてエネルギーに変わる時に欠かせない栄養分です。
疲れている時に是非ともとりたい栄養分です。
・ビタミンB2
脂質の燃焼に欠かせないビタミンです。
ダイエットに効果があります。
また、「抗酸化作用」があり、肌荒れや髪質トラブルにも効果があります。
・カリウム
塩分を排出する作用があり、むくみの解消に役に立つミネラル成分です。
・鉄分、葉酸
造血作用があり、貧血の予防になります。
・モモルデシン
胃腸の粘膜を保護し消化促進を促したり、食欲を増進させる働きがあります。
また高血糖・高血圧の予防にも効果があります。
・共役リノレン酸
脂肪の吸収や蓄積を抑制する働きがあります。
ぱっと見るだけでも、これだけたくさんの効用があるのですね。
これらの栄養素をまとめて手軽に摂取できるゴーヤは、とっても優秀な食材なのです。
ゴーヤの栄養と夏バテの関係
うだるような暑さが続く真夏は、体調を崩しがちです。
この「夏バテ」には疲れ・だるさ・倦怠感・食欲不振等の症状があります。
また、夏はどうしても冷たいものをとりがちで、胃腸が荒れて辛い思いをする方も多いようです。
このような不快な「夏バテ」の症状にも、ゴーヤの栄養がぴったりです。
上記でご紹介した「モモルデシン」の胃腸保護・消化促進、食欲増加の効用、そして「ビタミンB1」の疲労回復作用が夏バテの諸症状に効果を発揮します。
こうした栄養成分だけでなく、ゴーヤ特有の「苦味」は口の中をさっぱりさせてくれるので、その味からも「食欲増進」効果が得られます。
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本当に良いことづくめですね。
ゴーヤが夏バテで食欲が落ちやすい時期に適した食材だということがおわかりになるかと思います。
ここで、夏を乗り切るために、ぜひ食べてもらいたい組み合わせの料理をご紹介します。
やはり、何といっても「ゴーヤチャンプル」です。
ゴーヤと豚肉のチャンプルは、疲労回復に役立つビタミンB1を豊富に含む「豚肉」と、免疫力アップに役立つビタミンCが豊富な「ゴーヤ」の組み合わせという、まさに「夏バテ対策料理」なのです!
ゴーヤの栄養と妊婦の関係
妊婦さんのお腹には、大切な赤ちゃんが宿っています。
赤ちゃんを守るためにも、妊婦さん自身の体調管理はとても大切です。
そのため、妊婦さんたちが口にする食材には人一倍敏感になります。
ゴーヤの「ビタミンC」には、妊婦さんにとって大切な鉄分・カルシウムの吸収を促す働きがあります。
そして、「鉄分、葉酸」は血液をつくり、貧血を予防します。
「カリウム」は妊娠諸症状の一つであるむくみに効果を発揮します。
妊娠時は、赤ちゃんの骨や歯を作るためにより多くのカルシウムが必要になります。
不足すると母体の骨や歯に蓄積されたカルシウムがどんどん溶け出して赤ちゃんへと運ばれます。
その結果、母体の骨密度は低下します。
妊娠中にカルシウム不足になると、出産後に骨密度が低下したり歯がもろくなったりするほか、赤ちゃんの骨や歯まで弱らせてしまうことにもなりかねません。
また、妊婦さんを悩ませる症状の一つに「貧血」があります。
赤ちゃんはお母さんの血液から酸素や栄養など必要なものを得て成長します。
お母さんは、自分と赤ちゃんの分血液を全身に送らなけらばなりません。
ですから、妊娠した女性の血液量は増加するようになっています。
ところがそれに比例して赤血球が増えるわけではありません。
このため、お母さんは「鉄分不足の貧血」になりやすいのです。
なんと妊婦さんのおよそ30~40%は鉄欠乏性の貧血になる、というデータもあります。
こうしたお母さんにとっても赤ちゃんにとっても大切な栄養分を、ゴーヤを食べることで意識的に取り入れることが大切なのです。
ゴーヤの発酵食品で酵素の効能も 授かり婚の長谷川理恵さんの体内年齢は17歳
2012年に会社社長と授かり婚をされたモデルの長谷川理恵さんは、体内年齢が17歳とのこと。
野菜ソムリエをはじめ、ベジフルティーチャー、オリーブオイルマイスターの資格も持っていて、お料理は野菜たっぷりなんだとか。
最近は高野豆腐パウダーにはまっていて、タンパク質補給として色んな料理に活用しているそうです。
なるべく腸にいいものを食べているという長谷川さん、そのためには発酵食品がとても効果的だそうで、発酵食は、デトックス・美肌・免疫力アップの効果があるといいます。
腸をきれいにすることで、お肌がきめ細やかになってきますから、アンチエイジングにとても効果的です。
以前長谷川理恵さんがめざましテレビに出ていた時、紹介されていた発酵料理「ゴーヤ豆乳甘酒」のかんたんレシピをご紹介しますね。
ゴーヤ豆乳甘酒 作り方
<材料>5杯分
白米・・1合
米麹・・1合
水・・360cc
ゴーヤ・・100g
豆乳・・70cc
<作り方>
1)白米でおかゆを作る。
2)とろみが出始めたら水を加え50度くらいまで温度を下げる。
3)そこに米麹を加えたら炊飯器へ入れる。
4)フタを開け、布巾をかけた状態で8時間保温する。
炊飯器内は50度に保ち発酵させる。
5)8時間経つと自家製甘酒の完成。
6)甘酒・ゆでたゴーヤ・豆乳をミキサーにかけたら出来上がり。
酵素は熱に弱いので、ゴーヤをゆですぎないようにするのが、コツです。
栄養価の高いゴーヤ入りの自家製甘酒は、美肌&夏バテ&アンチエイジングに効果的ですし、しばらく作り置きができるのが便利ですね。
美味しく食べて、気持ちも身体も健康に!
いかがでしたか?このようにゴーヤには、美容・健康・アンチエイジング効果、夏バテ・妊婦さんへの有用な効能があることがおわかり頂けたかと思います。
最近は市販のサプリメント等で手軽に栄養を補うという方法もあるようですが、やはり「食」を楽しみながら、身体に必要な栄養を摂取していくことは健康美にもつながりますし、自然の摂理にもかなっていて、体にも優しいですね。
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